ネジ穴が「よみがえった」携帯ゲームのたまごっち
※写真はイメージです。
この記事では、おもちゃ病院についての体験談とあわせて、修理ができるものとできないものについての説明をしています。
アロハ!しっとりつやつや、モイスティマイアの青クマです。
おもちゃにも、病院があることを知っていらっしゃいますか。
先日、我が家の「たまごっち(22歳)」が、「瀕死」の状態でおもちゃ病院の受診をしました。
状況から「死亡した」とあきらめていたのですが、息を吹き返したのです。
お預けをして、近くのカフェで食事をいただいているあいだに、しっかりと治していただけました。
おもちゃ病院は、全国にあります。
おもちゃ病院は、毎日開院しているというわけではなく、「月に数回」という所が多いようです。
残念ながら、中には「治せない(直せない)もの」もあります。
おもちゃの修理状況とあわせて、修理できるものとできないものとをまとめてみました。
コンテンツ
たまごっちの瀕死から生還の「状況」について
たまごっち(22歳)の「瀕死状況」について、説明をします。
ハタチの頃に実家に帰ってきてから、ずっと調子が悪かったのですが、
ネジが回らない
という症状に、みまわれていました。
電池ブタの「ネジ山」が、完全につぶれてしまっていました。
蘇生処置を行いましたが、ネジが回ることはありませんでした。
ドライバーに接着剤を付ける、ということも試しましたが、1ミリも動きませんでした。
藁(わら)にもすがる思いで、おもちゃの病院へ駆け込みました。
先生は、体が傷つくかもしれないけど良いか、とおっしゃられました。
できれば傷はつけたくないなと思いましたが、息を吹き返すならと治療をお願いしました。
栄養管理(動作確認)もできないとのことなので、自宅療養をすることを了承しました。
その後、
ICU(集中治療室)
へ、連れて行かれました。
カフェで食事をしながら、待つこと1時間。
蘇生処置完了
応急処置で、仮のネジを軽く挿入していただけました。
あとは自宅で、新しいネジ(入手済み)への交換と、栄養管理(動作確認)をすることになりました。
体は少しだけ傷つきましたが、本人は大丈夫そうです。
先生にお礼を言い、おもちゃ病院をあとにしました。
そして後日、ネジの交換をし、たっぷりと食事(電池)を与えました。
完全復活
を、果たしました。
説明書がないため、インターネットで調べて、動作確認をしました。
特に問題もなく、経過は良好です。
「ピー」と音が鳴ったときには、なつかしさからくる感動と安心感に包まれました。
20年以上の「時」を超えて復活をしたので、たまごっちを育てて遊んでみました。
生まれたてのころは、しきりに呼んでくるのでキレそうになりますが、とても面白いゲームです。
おもちゃの病院で「修理ができない」ものとは
※写真はイメージです。
おもちゃ病院では、すべての壊れたおもちゃを診てもらえるわけではありません。
- 玉や矢を発射するもの
- 刃物や防犯ブザー
- 浮き袋など、破損した際に生命にかかわるもの
- 高度で精密な機能を持つもの
- 骨董品や美術品
- メーカーの保証期間内のもの
- 家庭用電源(AC100V)を使用するもの
私の家の近くの病院では、以上の症状がダメだということでした。
一緒に携帯テレビゲームも連れて行ったのですが、上のものに当てはまるため、診てもらうことができませんでした。
基盤など、通電させるようなものはダメだということです。
判断できないような症状のときは、事前に問い合わせてから受診に行くと良いでしょう。
「診察料」は、基本的には無料です。
症状によっては、「材料費」などを徴収される場合もあるとのことなので、先生とよく相談をしてから治療をしてもらいましょう。
「たまごっち」について
※写真はイメージです。
たまごっちは1996年11月23日にバンダイから発売されたキーチェーンゲームであり、登場するキャラクターのことでもある。名称の由来は「たまご(Tamago)」と「ウオッチ(Watch、腕時計)」。企画、開発は横井昭裕。
「たまごっち」のラテン文字表記は日本語版ではTamagotchまたはTamagotchi(iがついている)。英語版ではTamagotchi。略称表記はTMGC。
概要
画面の中に登場する「たまごっち」と呼ばれるキャラクターにえさを与えたり、糞の掃除をしたり「たまごっち」と遊んだりしながら育てていく。こまめにコミュニケーションをとっていれば機嫌がいいが、えさをやり忘れたり、糞の掃除が滞ったりすると機嫌が悪くなり最悪の場合には死ぬこともある。こうして育てていくと、ある程度時間が経てば「おやじっち」や「にょろっち」など様々なキャラクターに変身する。どのキャラクターになるかは、キャラクターのその時の体重や機嫌に左右されるよう設定されている。その他、名称の由来どおり単なる時計としても利用できる。
大きさは高さ53mmで、白黒液晶画面の下部に3つのボタンを備える。ボタンは左からコマンドの選択・決定・キャンセルに割り当てられ、この操作体系は同社の『デジタルモンスター』、他社の『ドラゴンクエスト あるくんです』など多くのゲームに引き継がれた。
※Wikipediaより引用
一部省略・改行・リスト化と、マーカー表記をしています。文章自体の改変はいたしておりませんが、万一侵害に当たる場合は、大変恐れ入りますが、お知らせくださいますと幸いです。
まとめ
20年前に購入をした携帯ゲーム機、「たまごっち」が、ふたたび動きだしました。
ネジ山がつぶれて回らないという症状で、一時はあきらめていましたが、おもちゃの病院で外してもらうことができました。
おもちゃの病院がどのような所なのか、まったくイメージが湧かなかったのですが、思い切って行ってみて良かったです。
診察室には、たくさんの患者さん(おもちゃ)が、いらっしゃいました。
見たことのないような昔のおもちゃもあり、みなさんが大事にされているのだなと思うと、先生と共々に温もりを感じました。
先生は年配の方が多かったですが、気さくな方が多く、安心して預けることができました。
もしかすると、あなたのおもちゃも、症状によっては治してもらえるかもしれません。
昔なつかしのおもちゃが再び動きだすのは、とても気持ちの良いことです。