Windows10で懐かしいキャラクターと共に「動作を確認」
※写真はイメージです。
この記事では、PostPet V3(ポストペットブイスリー)が、現在のMac(マック)環境とWindows(ウィンドウズ)環境で動作をするのかどうかの説明をしています。
アロハ!しっとりつやつや、モイスティマイアの青クマです。
みなさんは、PostPet(ポストペット)というものをご存知でしょうか。
過去に、So-net(ソネット)エンタテイメント株式会社様が販売をしていた「電子メールソフト」で、幅広い年代にとても人気がありました。
ツイッターなどでいまだに語られていることを知り、再び動かしてみたくなった私は、さっそくソフトの取り寄せをしました。
2002年に発売がされた、「PostPet V3(ポストペットブイスリー)」です。
以下のパソコンの環境で、動作確認をしました。
- Mac OS X Mojave(モハベ) ※バージョン 10.14.5
- Windows10 ※Boot Camp(ブートキャンプ)環境
なんと、Windows10(ウィンドウズテン)で、動作の確認に成功をしました。
ピンクのクマ(通称:モモ)がちょろちょろと動き回り、とてもかわいくて懐かしい姿を再び見ることができました(動画あり)。
ただ…。
コンテンツ
PostPet(ポストペット)は「電子メールソフト」の主流だった
※親切な方にお譲りいただいた、PostPet V3です。
PostPet(ポストペット)は、「POP3サーバー(受信)」と「SMTPサーバー(送信)」に対応をしたメールアドレスを使って、メールの送受信をすることができる電子メールソフトです。
家(メールソフト)の中でかわいいペットを飼うことができ、「おつかい」として、ペットがメールの送受信をしてくれるというものです。
送信先のアドレスの方もPostPetを使っていると、ペット同士の行き来ができ、相手の家での様子を報告してくれたりもします。
飼うことができるペットには種類があり、ピンクのクマ(通称:モモ)がイメージキャラクターとなっています。
食べ物を与えたり、お風呂に入れたり、なでたり叩いたり(おい)。
さらには、お部屋の模様替えなどもすることができます。
PostPetを使ったことがある方は、相手のお宅で叩かれたと、ペットからメールをもらったこともあることでしょう。
ペットをなでる(カーソルのドラッグ)つもりが、間違えて叩いた(クリック)こともあることでしょう。
※付属品です。魅力的な絵本も付いていました。
PostPetの電子メールソフトには、いくつかの種類がありました。
並行をして、さまざまなサービスが展開をされてきましたが、残念ながら、完全に終了をしました(2013年)。
個人でオリジナルのおやつファイルを作って配布をしたり、PostPetのマンション(ペットの絵入りの表札画像を作ってくれる)運営などが行われていたほど、とても人気がありました。
数あるPostPetの中から、PostPet V3(ポストペットブイスリー)の入手をすることができたので、動作確認をしてみることにしました。
「Mac(マック)」で動作確認をした結果
※ディスクの絵柄もかわいい。
私のノートパソコンにはDVD(ディーブイディー)ドライブがないため、外付けのものを使って、ディスクの読み込みをしました。
この日のために、外付けのDVDドライブの購入をしてきました。
PostPet V3(ポストペットブイスリー)の起動ディスクを入れましたが、残念ながら、Mac(マック)では反応がありませんでした。
ディスクを読み込む音はしばらくしていたのですが、ピタッと止まってしまいました。
ネット上でも動いたという例がないようでしたので、やっぱりかという感じでした。
「Windows(ウィンドウズ)」で動作確認をした結果
※なぜかスクショができないため、カメラ写真で失礼いたします。
Windows(ウィンドウズ)でディスクの読み込みを行ったところ、ソフトのインストールの画面が出てきました。
インストールに失敗をするのではと、まだこのときは喜ぶことができませんでした。
「次へ」のボタンへ、カーソルを動かします。
無事に、ソフトのインストールに成功をしました。
フォルダの中に、きちんとファイルが並んでいます。
しかし、2003年とは、ものすごく時代の流れを感じます。
これでも、起動に失敗をするのではと、まだまだ喜ぶことができませんでした。
恐る恐る、「.exeファイル(実行ファイル)」へ、カーソルを動かします。
セットアップ(設定)の画面の確認をし、ようやく喜ぶことができました。
メールアドレスには、レンタルサーバー(ロリポップ!)のアドレスの使用をしました。
SMTPサーバーの設定に時間がかかってしまいましたが、無事にメールの送受信をすることができるようになりました。
※音量にご注意くださいませ。
上の動画にて動作をさせた様子の収録をしていますので、ご興味のある方は、ぜひご覧になってみてください。
モモちゃん、めちゃくちゃかわいいです。
ちなみにポストマンは、送信先の相手がPostPetの使用をしていないときに、ペットの代わりにおつかいをしてくれます(ペットでは送信をすることができないため)。
もしインストールをしたいという方がいらっしゃいましたら、必ず「アップデータ」のインストールもしてください。
そのままだと、アクセス拒否をされ、家具の模様替えなどをすることができません。
アップデータは、下のボタンからインストールをすることができます。
So-net(ソネット)エンタテイメント株式会社様の、公式ホームページです。
アップデータの移し方については、下のサイトをご参考にしていただけますと幸いです。
古いサイトで、SSL化がされていませんので、閲覧は自己責任でお願いいたします。
「PostPet(ポストペット)」について
※写真はイメージです。
PostPet(ポストペット)は、ソネットエンタテインメント株式会社が販売していた電子メールクライアントで同社の登録商標。略称は「ポスペ」。
単なる電子メールの送受信機能に留まらず、ソフトに内蔵されたペットによるメール配達、ペットの育成、コミュニケーションなどが可能で、愛玩メールソフトとも呼ばれた。
「- V3」まで及び「Webメール de - 」は電子メールクライアントだが、「- 4you」はソーシャルメッセージングクライアント、現在開発中の「- Now」はTwitterクライアントとして展開している。
※Wikipediaより引用
一部省略・改行・リスト化と、マーカー表記をしています。文章自体の改変はいたしておりませんが、万一侵害に当たる場合は、大変恐れ入りますが、お知らせくださいますと幸いです。
まとめ
PostPet V3(ポストペットブイスリー)が、以下のMac(マック)環境とWindows(ウィンドウズ)環境で動作をするのかの検証をしました。
- Mac OS X Mojave(モハベ) ※バージョン 10.14.5
- Windows10 ※Boot Camp(ブートキャンプ)環境
Mac(マック)は失敗をしましたが、Windows10(ウィンドウズテン)で、動作の確認をすることができました。
かつては世の中を風靡(ふうび)したPostPetですが、当時のままの形で再び動かすことができました。
起動をすることができた現在も、ペットを使って送る相手はいませんが…。
私が使用をしていたのは「PostPet 2001版」ですが、当時は1つのソフトで複数のメールアドレスの設定ができる、マルチ機能(プラグイン)を作った方がいらっしゃいました。
「ペットの多頭飼い(部屋のウィンドウは別で開く)」ができるという、ペットの種類を決められない人などにとっては、夢のような機能でした。
ペットにおつかいをさせるには、送信相手もPostPetを使っている必要があったため、相手がいない人は使っていた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
現代向けに「メールアプリ」ができれば、またPostPetブームが来そうなのにな、と勝手に思う今日この頃です。
現代では、ブラウザメール(Webメール)やメールアプリ(メッセージアプリ)が主流となってしまったため、なんともさみしい気持ちです。
もし懐かしくなって起動をさせてみたくなった方がいらっしゃいましたら、ぜひインストールをしてみてください。
以上、フレンドがいない青クマからの報告でした。