「NTFS for Mac」を使うと書き込みをすることができる
※写真はイメージです。
この記事では、NTFS(エヌティーフォーマットシステム)の外付けハードディスクに、Mac(マック)からデータを書き込む方法についての説明をしています。
アロハ!しっとりつやつや、モイスティマイアの青クマです。
Windows(ウィンドウズ)で使っていた外付けHDD(ハードディスク)をMac(マック)でも使用をしたい、もしくは新たにMacで使いたいということがあるかと思います。
その中で、「NTFSフォーマットをされている外付けHDD」についての話をします。
外付けHDDをMacに接続をしてみると、問題が起こります。
データの読み込みはできるけれど、書き込みができないという事態になっていらっしゃいませんか。
NTFS(エヌティーフォーマットシステム)が、Windowsのファイルシステムであることが原因で起こります。
ここで、Paragon Software(パラゴンソフトウェア)社様よりダウンロード販売をされている、「NTFS for Mac」の紹介をします。
- メリット → 10日間の無料お試し期間がある
- デメリット → 有料である
NTFS for Macは、NTFSフォーマットをされたHDD(ハードディスク)に、Macからでもファイルの書き込みを可能にするソフト(アプリ)です。
もちろん、Windows(ウィンドウズ)や、Boot Camp(ブートキャンプ)からのファイルの読み書きもすることができます。
有料ソフトではありますが、10日間の無料お試し期間があるので、使ってみてから考えたいというときにもピッタリです。
コンテンツ
NTFS for Macを「使うことになった経緯」について
※にゃんでやねーん(写真はイメージです)。
私は現在、在宅でお仕事をしていますが、大きなファイルを扱うことが多くなりました。
私が使用をしているパソコンは、Macbook Pro(マックブックプロ)の2015年版です。
Boot Camp(ブートキャンプ)の機能を使って、Windows(ウィンドウズ)の使用もしています。
ソフト(アプリ)を使って仕事をしていたとある日、ついにストレージがいっぱいやで!と、警告が出ました。
ストレージが少ないと言われている、Mac(マック)のパソコンの宿命です。
(Boot Campに120GBほど取っているので、実際にMacで使える容量は約半分です。)
ここで、前のパソコン(Windows)のときに使っていた、外付けHDD(ハードディスク)の出番です。
1TB(テラバイト)もあり、もともと動画編集をちょっぴりかじっていたときに買ったものなので、お蔵入りになっていました。
いらないデータなどを外付けHDDに移し、ことなきを得ました。
私の購入をしたHDDは、Macでの書き込みもできるようにシステムのサポートがされていました。
HDDの中に、書き込みを可能にするシステムの実行ファイルが入っていたのです。
実行ファイルのインストールをすることで、MacでもHDDの読み書きができました。
ところが、Macのシステムが「Mojave(モハベ)」にアップデートとなったときに、書き込みができなくなってしまいました。
お仕事が入っていたため、またストレージがいっぱいとの警告画面が出ました。
泣く泣く方法を探したときに見つけたのが、「NTFS for Mac」です。
とりあえず10日間NTFS for Macを使いましたが、結局ほかに解決法がなく、購入をして現在も使い続けています。
私の購入をしたHDDは、このあいだに生産終了となったため、Mojaveシステムのサポートまではされませんでした。
パソコンのシステムをMojaveにアップデートをした途端、アウトです。
私のもともとのパソコンのシステムは「Sierra(シエラ)」で、このあとに「High Sierra(ハイシエラ)」へのアップデートがありました。
ところが、「Mojave(モハベ)」までアップデートをせずに使い続けていたため、書き込みができていたのだと思います。
同じメーカーの最新型のHDDですと、おそらくサポートはされているようです。
NTFS for Macの「ダウンロードの方法」について
NTFS for Macのダウンロードをするには、Paragon Software(パラゴンソフトウェア)社様のホームページへ行きます。
対応をしているシステムは、下のとおりです。
- MacOS Mojave(モハベ)
- MacOS High Sierra(ハイシエラ)
- MacOS Sierra(シエラ)
- Mac OS X El Capitan(エルキャピタン)
- Mac OS X Yosemite(ヨセミテ)
トップページ(上の画像をご参照ください)に、「ダウンロード」のボタンがありますので、クリックをします。
自動的に、実行ファイルのインストールが始まります。
無料お試しをせずに、そのまま購入をしたい方は、「製品の購入」ボタンのクリックをしていただいても構いません。
お試しをしたい方は、必ず「ダウンロード」のボタンのクリックをしてください。
Paragon Software社様のホームページへは、下のボタンから行くことができます。
商品リンクからの購入(パッケージ版)もできますが、無料での試用はできなくなりますので、ご注意ください。
Check!
ご購入をされる場合、2019年6月25日現在、2160円となっています。
NTFS for Macの「インストールの方法」について
実行ファイルのダウンロードが済んだら、ソフトのインストールをします。
実行ファイル(.dmg)のダブルクリックをすると、上の画像のような画面が現れますので、「インストール NTFS for Mac.app」のクリックをします。
上の画像のような警告画面が出ますが、「開く」のクリックをします。
インストールの開始画面が現れます。
利用規約を読み、「ソフトウェアライセンス契約を承諾します」に必ずチェックを入れ、「次へ」のクリックをします。
ソフトのインストールが始まります。
完了をすると、上の画像のような画面が現れますので、パソコンの再起動をするとインストールは終了です。
画像で説明ができず申し訳がないのですが、ソフト(アプリ)を開くと、「有効化」のボタンから10日間の試用の選択ができるようになります。
全体的にデザインがスッキリとしていて、とても見やすい画面だと思います。
私の外付けHDD(ハードディスク)も問題なく認識をし、Mac(マック)からデータの書き込みができるようになりました。
「無料期間後も使い続けたい」ときには
10日間の無料試用後も「NTFS for Mac」を使い続けたいときは、製品の購入をします。
ソフト(アプリ)の起動をすると、上の画面のように「購入」というボタンがありますので、クリックをします。
購入手続きの画面が出てきますので、画面の指示にしたがって、製品の購入をします。
入力項目は、「名前」・「住所」・「メールアドレス」です。
支払い方法は、「クレジットカード」か「PayPal(ペイパル)」の2種類のみになりますので、ご注意ください。
購入手続きが済むと、入力をしたメールアドレスに「シリアルナンバー」が記載されたメールが届きますので、確認をしましょう。
次に、ソフトの起動画面から「有効化」のボタンのクリックをします。
「製品を有効化する」にチェックを入れ、「次へ」のボタンのクリックをします。
「シリアルナンバーを使用して製品を有効化」のボタンのクリックをし、シリアルナンバーの入力をします。
問題がなければ、完了です。
もしParagon Software(パラゴンソフトウェア)社様のアカウントを作りたいときは、こちらの画面から登録をすることができます。
ソフト(アプリ)の起動画面の「サインアップ」から、あとで登録をすることもできます。
サポートを受けたいときは、アカウントを作っておくと便利です。
「NTFS(エヌティーファイルシステム)」について
※写真はイメージです。
NT File System (NTFS) とは、Windows NT系の標準ファイルシステムである。
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Windows NT系以外からのアクセス
NTFSは元々、Windows NT系におけるサーバ用途を目的として開発されたファイルシステムであり、MS-DOSから使われてきたFATと互換性を持たない。そのため、クライアント向けのOSであるWindows 9x系からアクセスすることはできない。
Windows上では規模を拡大するNTFSだが、マイクロソフトの戦略やセキュリティにより、その仕様が一般には公開されていない。このため、他のOSからNTFSを「安全確実に」読み書きすることは事実上不可能である。しかし、現在では有志によって不完全ながらもNTFSにアクセスするための手段が用意されている。
- mount
macOS、Linuxカーネル 2.4以降と FreeBSDなどは、「mount -t ntfs」コマンドによって読み取りのみサポートしている。
- NTFS-3G
NTFS-3Gは、Tuxera社が開発しているNTFSドライバであり、NTFSパーティションへの読み書きに対応している。マイクロソフトと知的所有権の合意のもとで開発されていることから、他の実装と比較し、安定した読み書きが行えるとされる。各種Linux、FreeBSD、macOS、BeOS 上で動作する。オープンソースかつフリーである。実際にはユーザー アクセス手段の実装であるFilesystem in Userspace (FUSE) も併せてインストールする必要がある。
- Captive NTFS
Captive NTFSは、NTFSパーティションの読み書きに対応。使用するにはWindows内のドライバが必須。
- NTFS for Windows98
NTFS for Windows98は、Windows 98からNTFSにアクセスするソフトであったが、Windows 9x系のサポート終了に伴い提供を終えた。
- 市販のアクセス ドライバ
「Paragon NTFS for Mac OS X」(ネットジャパン)Paragon NTFS for Mac OS X 8 macOSに対応している。
※Wikipediaより引用
一部省略・改行・リスト化と、マーカー表記をしています。文章自体の改変はいたしておりませんが、万一侵害に当たる場合は、大変恐れ入りますが、お知らせくださいますと幸いです。
まとめ
NTFS(エヌティーフォーマットシステム)の外付けHDD(ハードディスク)に、Mac(マック)からデータを書き込む方法についての説明をしました。
NTFS(エヌティーフォーマットシステム)が、Windows(ウィンドウズ)のファイルシステムであることが原因でした。
どのパソコンからでも書き込みができると思っていたので、勉強になりました。
Paragon Software(パラゴンソフトウェア)社様の、「NTFS for Mac」というソフト(アプリ)を使うと、Macでデータの書き込みをすることができます。
- メリット → 10日間の無料お試し期間がある
- デメリット → 有料である
MacからBoot Camp(ブートキャンプ)に、データを移す媒体(ばいたい)として利用をすることもできるので、とても便利です。
私は動画の撮影をMac、編集をBoot Campで行うということをしているため、とても役に立っています。
iTunes(アイチューンズ)の音楽ファイルも、外付けHDDに保存をしているため、MacでもWindowsでも聴くことができるようになりました。
完全無料ではありませんが、10日間の試用がありますし、購入をしても損はないと思います。
デザインも見やすく、使いやすいソフト(アプリ)です。
ご興味のある方は、ぜひ10日間だけでも使用をしてみてください。