「有料ソフト」を使って簡単に容量の変更ができる
※写真はイメージです。
この記事では、「CamptuneX(キャンプチューンエックス)」の購入方法や、設定のしかたについての説明をしています。
アロハ!しっとりつやつや、モイスティマイアの青クマです。
Mac(マック)で、Boot Camp(ブートキャンプ)機能の利用をしている方が、たくさんいらっしゃるかと思います。
と、考える人と化していることはございませんか。
容量はあとからの変更ができますが、少し設定が面倒です。
すなわち、削除をしなければ、変更ができないようになっているからです。
できれば削除をせずに、容量の変更がしたいと思うことでしょう。
ずばり、言います。
有料ソフトを買いましょう。
無料で簡単にできれば言うことがないのですが、時間と手間を買うということで、思いきって行動に出てみていただきたいです。
そこで、比較的安く購入ができる、「CamptuneX(キャンプチューンエックス)」という有料ソフトを紹介します。
簡単な設定で容量の変更ができてしまいますので、本当に楽になります。
変更をするときに、Windows(ウィンドウズ)を起動することが、まったくありません。
アンインストールをせずに余った時間で、好きなことをやってみませんか。
Check!
2017年11月にアップデートがあり、後継版の「CampTune(キャンプチューン)」が販売されました。2019年5月24日現在、税込で2473円となっています。「CampTune」をご購入される方は、後述のSIPの設定は飛ばして大丈夫です。対応をしているのは、「Mac OS X 10.14 Mojave」、「Mac OS X 10.13 High Sierra」、「Mac OS X 10.12 Sierra」、「Mac OS X 10.11 El Capitan」です。
コンテンツ
「CamptuneX(CampTune)」で変更が自在に
※写真はイメージです。
CamptuneX(キャンプチューンエックス)は、PARAGON SOFTWARE(パラゴン・ソフトウェア)様が、販売をしています。
CamptuneXを使って、容量の変更をします。
対応しているMac(マック)のシステムは、以下のとおりです。
- Mac OS X 10.7 Lion
- Mac OS X 10.8 Mountain Lion
- Mac OS X 10.9 Mavericks
- Mac OS X 10.10 Yosemite
- Mac OS X 10.11 El Capitan
- Mac OS X 10.12 Sierra
ここで、注意をすることがあります。
ソフトのインストールをする前に、「SIP」というMacのシステム設定の変更をしなければなりません。
設定の変更をしないと、エラーがかかり、CamptuneXのインストールができません。
Boot Camp(ブートキャンプ)は、コンピューターのシステムの部分になるため、この設定を変更します。
SIPとは「System Integrity Protection」の略で、Macのセキュリティを高めるために、システムの保護をするためのものです。
SIPは、普通にパソコンを起動した状態からは触ることができません。
それでは、購入から設定までの方法を、順に説明をします。
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2017年11月に後継版の「CampTune」が販売され、設定無しでインストールができるようになりました。「CampTune」をご購入される方は、後述のSIPの設定は飛ばして大丈夫です。対応をしているのは、「Mac OS X 10.14 Mojave」、「Mac OS X 10.13 High Sierra」、「Mac OS X 10.12 Sierra」、「Mac OS X 10.11 El Capitan」です。
「ソフトの購入」と「ダウンロード」をする
まずは、ソフトの購入をしましょう。
下のホームページにて、購入をします。
アマゾンや楽天などのショッピングサイトでも販売がされていますので、気になる方は、ぜひチェックをしてみてください。
ここでは、販売元である、「パラゴン・ソフトウェア様」からの購入方法を説明します。
ページの一番左下に、「すべての製品」という文字(リンク)がありますので、クリックをします。
別ウィンドウで、画面が開きます。
下の方へスクロールすると、すべての製品の項目の中に「CampTune(キャンプチューン)」がありますので、クリックをします。
表示されたページの真ん中あたりに、「購入は今」のボタンがありますので、クリックをします。
購入画面が出たら、あなたの「住所」などの入力と、支払い方法の選択をしましょう。
支払い方法は、下のとおりです。
- クレジットカード払い
- PayPal
銀行振込やコンビニ決済には、対応をしていませんのでご注意ください。
「利用規約」や「プライバシーポリシー」も、同時にチェックをしておきましょう。
全て確認ができたら、画面下部の「今すぐ購入する」ボタンをクリックします。
「カード決済」のページへ移りますので、必要なところの入力をしてください。
無事に決済が完了をしたら、「購入完了画面」に移り、「シリアルナンバー」と「プロダクトキー」が表示されます。
購入画面で入力をしたメールアドレスにも届きますが、不安であれば、どこかに控えておくことをおすすめします。
続けて、画面やメールの指示にしたがって、「ユーザー登録」とソフトのダウンロードをしてください。
「SIPの設定」を変更する(無効にする)
購入とダウンロードができたら、パソコンのSIPの設定をします。
Mac(マック)を再起動します。
画面左上のリンゴマークから再起動を選び、始まると同時に「コマンドキー」と「Rキー」を押し続けます。
「macOSユーティリティ」という画面が現れます。
メニュー画面から、
ユーティリティ → ターミナル
を、選択します。
プログラムの入力画面が出てきますので、
csrutil disable
と入力をし、エンターキーを押します。
成功をすると、青く囲った部分の英文が出てきます。
確認ができたら画面を閉じ、そのままMac(マック)を再起動してください。
Check!
後継版の「CampTune(キャンプチューン)」を購入された方は、SIPの設定は不要です。
ソフトの「インストール」をする
購入時にダウンロードをしたソフトを、アプリケーションのフォルダへドラッグします。
移動ができたら、管理者権限(パスワード入力)を求められますので、入力をしましょう。
SIPの設定が上手くいっていればインストールが始まり、上の画像のようにアイコンが出ます。
Check!
後継版の「CampTune(キャンプチューン)」を購入された方は、SIPの設定は不要です。
「CamptuneX(CampTune)」を設定する
ここからの設定は簡単です。
Launchpad(ランチパッド)からアイコンをクリックして、CamptuneX(キャンプチューンエックス)を起動します。
Check!
ここからの画面は、CamptuneX(キャンプチューンエックス)での設定画面です。後継版のCampTune(キャンプチューン)は、少し表示が違いますのでご了承ください。Dock(ドック)やデスクトップに、アイコンのショートカットを作っておくと、起動がしやすいです。
画面下の一番右の、「続行」ボタンをクリックします。
上のほうに警告表示が出ますが、同じように「続行」ボタンをクリックしてください。
続いて、容量の設定をします。
バーをスライドさせるか、手入力で好きなGB数(ギガバイト数)の入力をしてください。
Mac(マック)側の容量にも、注意をしてください。
増やしたい(減らしたい)容量が決まったら、「続行」ボタンをクリックします。
Check!
最初の画面では、2GBまでしか設定ができません。「Unlock」などの解除用ボタンがあると思いますので、ボタンをクリックし、購入時に表示された、「シリアルナンバー」と「プロダクトキー」を入力してください。私のパソコンがすでに設定後の再操作であるため、この部分の写真が用意できず、申し訳ありません。
容量の変更が始まります。
画面表示にもあるとおり、パソコンを切ったりしてはいけません。
少し時間がかかりますので、気長に待ちます。
上の画像のような表示が出たら、完了です。
Macの画面で「ストレージ(容量)」を確認する
念のため、きちんと変更がされているか、Mac(マック)の画面から確認をしておきましょう。
左上のリンゴマークから、「このMacについて」を選択します。
メニューから、「ストレージ」を選びます。
きちんと容量が振り分けられていることが、画面上で確認ができました。
「SIPの設定」を変更する(有効にする)
設定が終わって安心したいところなのですが、最後に必ずすることがあります。
SIPの設定を、元に戻します。
無効時と同じようにMac(マック)を再起動させ、ユーティリティ画面のメニューから、ターミナルを選びます。
プログラムの入力画面が現れたら、
csrutil enable
と、入力をします。
成功をすると、オレンジで囲った部分の英文が出てきます。
確認ができたら画面を閉じ、そのままMac(マック)を再起動させてください。
無事に、容量の変更が完了をしました。
お疲れ様でした。
Check!
後継版の「CampTune(キャンプチューン)」をご購入された方は、SIPの設定は不要です。
「Boot Camp(ブートキャンプ)」について
※写真はイメージです。
Boot Camp(ブートキャンプ)は、アップルにより開発・配布されているソフトウェア。Intel MacにおいてWindowsの利用を可能とする。
概要
2006年に、インテル製CPU搭載のMacを発売開始したアップルは、Intel MacにおけるMicrosoft Windowsの起動を、積極的に支援も妨害もしないと表明していた。
Boot Campは、2006年4月5日にEFIでは起動出来ないOSをサポートする為のCSM(Compatibility Support Module)搭載と思われるFirmware Updateと共に、パブリックベータとして発表された。Boot Campとはアメリカ軍における新兵の基礎訓練を意味するスラングであり、ここではコンピュータの起動 (boot) と掛けて使用されている。2007年10月発売されたMac OS X v10.5においてVersion 2.0が搭載された。
機能
Boot Campは、Intel MacのハードディスクにmacOSを残したままWindowsをインストールするための任意のサイズのパーティションを作成する機能や、Windowsのインストール後にIntel Macで使われている無線LANやビデオカードのドライバをインストールするためのドライバCD-Rを作成する機能を持つ。また、Intel Mac上でWindowsを動かすために必要な一連の作業を、あまり専門知識を持たない人にでも簡易に行えるようにするため、シンプルなインタフェースを搭載している。
従来、インターネット等で発表されていたIntel MacにおけるWindows起動方法は、いずれも複雑かつWindowsの使用ライセンスに関して不明確な点が存在したため多くのMacユーザーは様子見状態で導入に踏み切れなかった。この機能がアップルによって発表されたことにより、これらの問題を解決する手段となり、高い互換性でWindowsを実行できる環境が整い、再起動のみでmacOSとのデュアルブート環境で使用できるようになった。
※Wikipediaより引用
一部省略・改行・リスト化と、マーカー表記をしています。文章自体の改変はいたしておりませんが、万一侵害に当たる場合は、大変恐れ入りますが、お知らせくださいますと幸いです。
まとめ
Boot Camp(ブートキャンプ)の容量を、Windows(ウィンドウズ)を削除せずに、変更をすることができました。
Windowsのアンインストール(削除)をするとなると、作業がとても面倒ですし、時間がかかってしまいます。
CamptuneX(キャンプチューンエックス)という有料ソフトを使えば、容量の変更が簡単にできます。
私は、CamptuneXを利用しています。
購入をする前は、無料で簡単にできる方法を、目くじらを立てながら探していました。
結果、作業が面倒であったり、難しくて理解できないものばかりでした。
もしどうしようか迷っているなら、CamptuneXを検討してみていただけますと幸いです。
Windowsを起動することもありませんし、一度やってしまえば、本当に楽になるでしょう。
他にも良いソフトがあるかもしれませんが、現状はこちらで満足をしている私です。
Check!
2017年11月にアップデートがあり、後継版の「CampTune(キャンプチューン)」が販売されました。2019年5月24日現在、税込で2473円となっています。「CampTune」をご購入される方は、後述のSIPの設定は飛ばして大丈夫です。対応をしているのは、「Mac OS X 10.14 Mojave」、「Mac OS X 10.13 High Sierra」、「Mac OS X 10.12 Sierra」、「Mac OS X 10.11 El Capitan」です。