「互換機」の登場で現代でも遊ぶことができる時代に
※写真はイメージです。
この記事では、現代でレトロゲームを遊びたい方に向けて、遊び方についての説明をしています。
アロハ!しっとりつやつや、モイスティマイアの青クマです。
昨今(さっこん)、レトロゲームの存在が、じわじわと再燃をしてきています。
興味を持っている方も、中にはいらっしゃることでしょう。
という方などに向けて、下の4つの遊び方の紹介をします。
- 「当時の本体とソフト」の購入をする
- 「互換機」と「当時のソフト」の購入をする
- 「ソフト内蔵型の互換機」の購入をする
- 「バーチャルコンソール」のサービスの利用をする
「互換機」の登場などによって、現代でも気軽にレトロゲームのプレイをすることができるようになりました。
当時の本体を使ったものも含めた、遊び方のガイドです。
レトロゲーム世代の方も、そうでない方もぜひ、レトロゲームの世界へタイムスリップをしてみましょう。
コンテンツ
【遊び方1】「当時の本体とソフト」の購入をして遊ぶ
※写真はイメージです。
1つ目の遊び方は、「当時の本体とソフト」の使用をすることです。
デメリットには、下のようなものがあります。
- 全体的に新品での入手が困難
- ソフトによっては、電池交換が必要なものもある
- 状態を良く保つことが困難
当時のレトロゲームは、新品での購入をすることが困難になっています。
中には探せばあるものもありますが、高価になっているものがほとんどです。
そのため、中古品で探す必要があります。
中古品の購入方法については、下の記事を参考にしていただけますと幸いです。
ファミコンやゲームボーイなどのソフトには、電池交換を要するものがあります。
当時のソフトには内蔵電池があり、セーブデータをソフト内に保存をする形式でした。
ゲームは普通に遊ぶことができるのですが、内蔵電池が切れると、セーブをした内容が消えてしまうのです。
内蔵電池の寿命は、約20年前後と言われています(保存状態によって変わります)。
ファミコンを例にすると、現代でちょうど30年ほどの経過になるので、セーブができない可能性があるのが難点です。
当時のものなので、保存状態によっては、遊んでいるうちに壊れてしまう可能性があります。
なるべく状態の良い中古品などを手に入れて、大事に遊びましょう。
メンテナンスを続けることができれば、最高ですね。
メリットは、やはり当時のレトロなゲームシステムを感じながら、オリジナル版のシナリオでプレイができることです。
現代で移植をされている昔のゲームは、遊びやすくするなど、内容の改変をされているものが多いです。
オリジナル版にはあった要素が、移植版では変更をされている、といったものです。
当時の画質や、ストーリー設定などをそのまま味わえるのが、オリジナル版の魅力です。
【遊び方2】「互換機」と「当時のソフト」の購入をして遊ぶ
2つ目の遊び方は、「ソフトは当時のもの」の使用をし、「本体は互換機」の使用をすることです。
デメリットには、下のようなものがあります。
- 新品でのソフトの入手が困難
- ソフトによっては、電池交換が必要なものもある
- 当時のように動作をしないものもある
遊び方1と同じく、新品でのソフトの購入をすることが困難です。
中古品を中心に、ソフトの購入をしなけれなならないところが難点です。
ソフトによっては、電池交換を要するものがあります。
互換機で当時のソフトを遊ぶとき、ストーリーはそのままなのですが、音が若干(じゃっかん)違ったりすることがあります。
まるで、音痴のメロディーを聴いているようなレベルのものもあります。
まれにですが、ソフト自体が起動をしないものもあるので、注意が必要です。
とはいえ、当時のソフトを遊べるようにしてくれる「互換機」の存在価値は、タイムマシン並みに絶大です。
当時のゲームの世界へ、心地よくタイムスリップをさせてくれます。
現代のテレビに繋いで遊べるものや、電池などで動作をするものもあります。
互換機で有名なのは、サイバーガジェット社様が開発をされた、「レトロフリーク」です。
最大11種類のゲーム機のソフトで遊ぶことができる、スーパータイムマシンです。
もちろん、他にもさまざまな互換機がありますので、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。
【遊び方3】「ソフト内蔵型の互換機」の購入をして遊ぶ
出典元:任天堂公式ホームページ
3つ目の遊び方は、ソフトが内蔵されている互換機の使用をすることです。
デメリットには、下のようなものがあります。
- 内蔵をされているソフトでしか遊ぶことができない
- テレビの規格によっては変換ケーブルが必要(かもしれない)
ソフトが内蔵をされている互換機は、内蔵をされているソフトでしか遊ぶことができないことが難点です。
互換機には、2つ目の遊び方で紹介をしたソフトを用意するものと、ソフトの内蔵がされているものがあります。
中には、2つ目の遊び方のような互換機でも、オリジナルゲームの内臓がされているものもあります。
例えば、下のようなものです。
ファミコンソフトで遊ぶことができてかつ、オリジナルゲームを楽しむこともできるというものです。
テレビ出力もできるといった、少し特殊な携帯型の互換機です。
互換機は、テレビの規格によっては、変換ケーブルが必要になる場合もあるかもしれません。
近年発売がされている互換機は、最近のテレビ環境に合わせて作られていると思いますので、まず大丈夫でしょう。
アナログテレビ(さすがにもうないかな…)などの使用をされている場合、変換ケーブルがないと、テレビとうまく接続ができないことがあるということです。
ソフト内蔵型の互換機といえば、任天堂株式会社様の「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」が有名です。
2016年の発売時に爆発的に売れ、品切れ状態が続いたため、一時的に入手をすることが困難になりました。
現在は、他のバージョンも含めて、販売を再開されています。
当時人気のあったソフトを厳選されているため、気軽に昔のゲームを楽しむことができます。
【遊び方4】「バーチャルコンソール」のサービスで遊ぶ
※写真はイメージです。
4つ目の遊び方は、バーチャルコンソールの使用をすることです。
バーチャルコンソールとは、任天堂株式会社様が提供をされている、ソフトのダウンロードサービスのことです。
バーチャルコンソールでは、ファミコンやゲームボーイ、スーパーファミコンなどの昔のソフトの配信をしています。
バーチャルコンソールを遊ぶには、下のゲーム機が必要になります。
- ニンテンドー2DS(ツーディーエス)
- 旧型のニンテンドー3DS(スリーディーエス)、3DSLL(スリーディーエスエルエル)
- Newニンテンドー3DS、3DSLL、2DSLL
旧型のニンテンドー3DS・3DSLL・2DSでは、システムの関係で、スーパーファミコンのバーチャルコンソールを遊ぶことができませんのでご注意ください。
以前は、ニンテンドーWii(ウィー)でも配信がされていましたが、2019年1月31日にサービスが終了をしました。
時代の流れなのか、とても残念です。
デメリットには、下のようなものがあります。
- ソフトの種類が限られている
- インターネットがないと遊ぶことができない
昔のソフトがダウンロードで購入をできるようになったとはいえ、まだまだソフトの数は少ないです。
移植をするとなっても、ソフトの開発者の許可を得たりシステムの問題など、なかなかうまくいかないことも多いようです。
それでも、ある程度の数のソフトはありますので、すぐに飽きることはないと思います。
ダウンロードサービスの難点は、インターネット環境がないと利用ができないことです。
遊ぶことには通信を必要としませんが、ソフトをインターネットを通してダウンロードをしなくてはなりません。
現代ではWi-fi(ワイファイ)の普及が一般的になりつつあるので、今後は解消をされていくことでしょう。
バーチャルコンソールは、比較的お安い値段でダウンロードをすることができます。
ソフトの種類にもよりますが、だいたい1000円までで購入ができます。
ニンテンドーe(イー)ショップを始め、アマゾンや楽天などのショッピングサービスからの購入もできるようになっています。
4つの遊び方の中でも1番安価な方法であるため、バーチャルコンソールのサービスがなくならないことを願っております。
まとめ
レトロゲームを遊びたい方に向けて、下の4つの遊び方の紹介をしました。
- 「当時の本体とソフト」の購入をする
- 「互換機」と「当時のソフト」の購入をする
- 「ソフト内蔵型の互換機」の購入をする
- 「バーチャルコンソール」のサービスの利用をする
やはり昔のものですので、近年では、当時のものを良い状態で手にすることが困難になってきている印象です。
そんな中、「互換機」の登場は、ふたたびレトロゲームの息を吹き返してくれるものとなったのではないでしょうか。
いわば、タイムマシンのような存在です。
オリジナルのストーリーでプレイをしようと思うと、やはり当時のものが必要になりますが、正直コストが高いです。
その点、バーチャルコンソールのような安価なサービスが、カバーをしているのかなと感じます。
とはいえ、遊びたい本人が楽しめることが1番大切です。
ぜひ、自分に合った方法で、レトロゲームのプレイを楽しんでいただけますと幸いです。
レトロゲームがもっと現代に普及をすればいいなと思う、ファミコン世代でした。